集中力の辞表 – 雑記の始まり –

昼にモスバーガーを3つ食べたら、「集中力」という名前の大事な仕事仲間が帰ってこなくなった。いつまで経っても戻ってこない。相棒がいないせいで午後の仕事はまったく進まず、気づけば集中力のことばかり考えていた。こんなにも仲間を心配させるなんて、帰ってきたら説教の一つでもしてやらなければ気が済まない。

ところが、説教する機会は訪れなかった。結局その日、集中力は一度も帰ってこなかったのだ。後から「脳」という名前の上司に相談すると、集中力はすでに辞表を提出していたらしい。退職理由は「私」という名の相棒による食べすぎだった。まさか自分が原因だったとは。

ショックを受け、どうしてこんなことになってしまったのかと過去を振り返った。いろいろ考えてみたが、どう考えてもモスバーガーを3つ食べたことが原因だった。

そこで「胃袋」という名前の派遣元に辞表を提出した。もう食べすぎないぞ。

ところが、暴食を後悔しているうちに、なぜかほかのことまで辞めたくなってきた。例えば、記事に統一感を出そうと、毎回オリジナルのサムネイルを作ろうとアイデアを練っていた。あれも面倒だ。もう辞めてしまおうか。

それだけではない。身の回りのものを片っ端から捨てたくなった。物だけでなく、言葉や思考、習慣まで、余計なものを全部なくしてしまいたい。それまでミニマリストという人たちは、自分とは分かり合えない別世界の住人だと思っていた。それが急に、仲良くなりたくなってきた。

モスバーガーを3つ食べただけで、ずいぶんな心境の変化である。

そんな気分のまま、頭の中に浮かんだことをメモに書き殴っていた。何を捨てたいのか、どうしてこんなに気分が重いのか、思いつくままに書いているうちに、ふと雑記でも書いてみようと思った。別に何かを始めようとしていたわけではない。むしろ、いろんなことを辞めたくなっていたはずなのに、なぜか雑記の執筆を始めることにした。

ただ、この執筆を続けるためにも決めなきゃ行けないルールが一つある

モスバーガーは3つ食べない。